ニューヨーク旅行と「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」

2015年3月のニューヨーク旅行とコーエン兄弟監督作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」について。

 

 

泊まったホテル

私が泊まったホテルは観光地より少し北でした。

ニューヨークはホテルが高い(マンハッタンと言ったほうが正確なのか)。泊まれそうな値段のところは古くて、寝るだけって感じ。

www.booking.com

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ホテルの写真は初日に撮ろうね!それにしてもベッドの上お店広げすぎでは‥。

 

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廊下もこわいわ。サービスは悪くなく、スタッフの方はみんないい感じでした。

 

96th streetか、94th streetが最寄り駅でした。

basikny.com

こちらのブログのとおり、street名は南から北へと番号が増えていき、avenueは東から西へと番号が増えていく。なので、96thという数字を見ただけで、ちょっと北だと分かる。

 

メトロ

旅行の1年後か2年後に、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」という映画を見た。コーエン兄弟監督の作品で、1960年代のニューヨークが舞台。

www.youtube.com

 

この映画に地下鉄の駅名がはっきりと出てくるんです。主人公が北から南に移動していることに気づいた。旅行していなければ絶対分からなかったので、感動があった。

 

映画のはじまり、主人公はカフェでライブをしている。ライブ後、待っている人がいると言われて外に出ると、影で顔が隠れている謎の男に殴られて、倒れてしまう。

目覚めると、友人の大学教授の家で、昨日介抱されたことが分かる。家主が留守のため、外に出ようと扉を開けると、飼い猫が一緒に外に出てしまう。扉がオートロックのため、仕方なく猫と一緒に地下鉄で移動する。

 

駅名が出てくるのはこの地下鉄のシーン。ブログを書くにあたって、映画を見直したところ、なんと私が泊まったホテルの最寄り駅、96th streetの文字が。

この場面で、よくよく見ると96thって書いてある。まさか最寄り駅だったとは‥!
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猫ちゃんが窓を見ると、駅が何ヵ所か映る。f:id:yokantokiroku:20200604171650j:image

映った駅はこちらの7箇所。

  • 79TH STREET 
  • 66TH STREET 
  • COLUMBUS CIRCLE 
  • PENNSYL WANIA
  • 28TH STREET 
  • 23RD STREET
  • 18TH STREET 

 

路線図に印つけてみるとこんな感じ。おお、私もこのルートでタイムズスクエア行ったよ~!なんか嬉しい。日本でいうと、「天気の子」を見て、山手線のあの駅からあの駅まで走ってる~!という感じかな。

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ワシントンスクエア

インサイド・ルーウィン・デイヴィス」は「天気の子」のようにポップな映画ではありません笑 冴えないミュージシャン志望の男がひたすらうまくいかないというお話。

 

猫と地下鉄に乗って、彼女の家に居候させてもらおうとする。猫は窓から逃げてしまう。その後、彼女が妊娠したという話を公園で聞く。

 

この公園が、凱旋門のあるワシントンスクエア。私も旅行4日目に行きました。f:id:yokantokiroku:20200604180830j:image


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「別の男の子どもだったら欲しかったのに、あんたとヤッたからどっちの子どもか分からない!!」って彼女がキレるとこですね。キャリー・マリガンの演技は完全にブラックユーモア。最初に見たときは振り切れ具合に爆笑してしまった。大人の映画だね‥。

 

現実では完全に憩いの場でいい雰囲気でした。
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パフォーマーがシャボン玉やってた!
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映画その他ムダ話

さて、映画の話に戻ると、この後主人公は自殺により音楽の相方を亡くしていることが分かったり、ヒッチハイクでシカゴまで行き音楽プロデューサーに会ったり、自分の父親に会ったり、色々やりますが、本当に全部失敗ばっかり。

 

一番最後に、冒頭のライブをしていた場面に戻るんです。最初とは違い、魂のこもった歌を披露できた。しかし、ライブ後にまた外で待っていた謎の男に殴られる‥。ループ構造になっている。

 

これは一体どういうことか?分からなかったら町山智弘さんに聞こう、ということで、こちらをダウンロード。

tomomachi.stores.jp

 

主人公には悪くない未来が待っていると思っていたら、そうではないらしい。

主人公の次にライブをしていたのは、ボブ・ディラン。シンガーソングライターの時代がやってきて、フォークシンガーの時代が終わりを告げる。主人公の活躍できる場所はなくなり、また負のループに入ることが暗示されている。だから最後に男に向かって「またな」と言う。

コーエン兄弟ユダヤ人。努力しても何代にもわたり差別され続ける、ユダヤ人の価値観や人生観が出ている、とのことだった。(こちらは書き起こしでなければ内容の記載オーケーとのことです)

 

この映画を一番最初に見たとき、仕事がうまくいかなくて病んでいた。どうにもこの映画を見るのがつらくて、見るのをやめた。

少し回復したあと見たらすごく面白く観賞できた。主人公が失敗し続ける話だから、ある程度余裕がないと楽しめない映画だと心底思った。

 

すごく好きだった場所が、彼女のアパートの廊下。これ明らかにどん詰まりをイメージして場所選んでるよね、という‥。こういう細かい描写が楽しい映画だよなあ。
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いわゆる「鬱映画」に入るかもしれないんだけど、基本はコメディ。シニカルな見方が好きな人は楽しめると思います。

 

ニューヨーク旅行のブログ第4弾でした。この映画に関しては、3年前くらいから書きたいと思っていたので、ようやく形になったな‥というところ。

ニューヨークシリーズはあと2回くらいで終わるかなと。映画とセットで書こうと謎に頑張っているから無駄に時間がかかる。。そろそろ違うこと書きたいと思ってたりするけど、もう少しやってみようと思います。