2015年3月、転職前の期間にニューヨークへのチケット購入。はじめてひとりで海外旅行に行った。
10時間以上の機内もひとり。往路は不安で、かなり緊張していた。そのとき見た映画が、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」だった。
「バードマン」観賞、ロケ地へ
映画の舞台はニューヨーク。これから行く場所!なんてタイミングだ。もちろんニューヨークの映画なんてたくさんあるけれど、この映画、全編ブロードウェイが舞台。全編ワンカット風でまるでその場所にいるような臨場感。その上、第87回アカデミー賞で作品賞を受賞した直後。さらには日本公開前だった。
現地に着いて、マイクロバスでなんとかホテルにたどり着き、チェックイン。早速地下鉄で街に出掛けた。もちろん映画のロケ地を目指す。向かってはいるけど、本当に見られるのか、まだ信じられなかった。
エマ・ストーンが見下ろしてたブロードウェイ!
映画を見て10時間で舞台に着いてしまった。しかも日本の人は見ていないからよりラッキーに感じた。
タイムズスクエアの画面、建物がとても大きくて、視界に飛び込んでくるような感覚だった。
いま思えば映画に出てくるバーに行けばよかったんだけど、そんな余裕はなかった。行きたかったな。
www.tripadvisor.jp
機内では緊張して見ていたし、なにより画面が小さかったので、まあまあ面白い映画だと思った覚えが。先日かなり久しぶりに見直したら、傑作じゃないか。
ワンカット風の撮影方法、内容と合っている。特殊な撮影方法だと出オチがままあるが出オチない。画面上の情報も整理されていて、集中できる。全編一定の圧・緊張があって、最後まで途切れることがなかった。
カメラの視点が逃れられない自意識のようにも思えた。
劇中劇の見せ方も面白かった。3回目の劇の迫力‥!役者陣ももちろん素晴らしい。
友人と合流、MoMAへ
旅行の話に戻ります。タイムズスクエアで、ニューヨーク在住の友達と合流。ひとり海外旅行が不安だったので、友達に彼女を紹介してもらって、このときが初対面でした。当時も思いましたが、会ったこともないのによく付き合っていただいたなと‥。右も左も分からないので、本当に有り難かったです。タイムズスクエアで待ち合わせって、一生でこのときだけかも笑
この日が金曜だったのですが、入場無料の日とのことで、MoMAへ。
静かで人が少ない日本の美術館と違って、人が多くてざわざわしてる空間が新鮮だった。
写真に取りきれないぐらい有名な絵画がありました。5年前だから、こんなの見てたんだな‥と。
グランドセントラルへ。
マンハッタンのど真ん中、グランドセントラル駅。いろんな映画にも登場してる。旅行に来た人なら必ず訪れる観光名所です。もちろん絶対に行きたいと思ってました。
歴史ある場所だからか、美しい建物だからか、別の時空に来てしまったような感覚になった。ずっといたいと思える不思議な場所でした。
オイスターバーへ
友達に案内してもらい、オイスターバーへ。この店も観光名所みたい。友達と自己紹介の続きや仕事の話を。ニューヨークで働く人の話を聞くのも貴重な経験だったな。治安の悪い場所や、地下鉄のアプリ、ブロードウェイのチケットアプリなども教えてもらいました
ニューヨーク1日目終了‥とはいかず。帰りに乗った地下鉄が急行で若干北に行って、友達に教わった治安の悪い地域に入ってしまい、アセった。地下鉄のアプリも教えてもらったのに‥。地下鉄で南に戻って、無事ホテルに着いた。方向オンチで地図も読めないので、しばしばこういうことが起こる。
5年前の旅行なので、もはや行った実感も薄れてきていたんだけど、やっぱり行ったんだと再確認できました笑 これからもニューヨークが舞台の映画をたくさん見るだろうし、一度ニューヨークに行けば一生の思い出になる。このときの行動力に感謝。
ニューヨーク旅行に関しては、地道に書いていこうと思います。このご時世で出掛けられないので、昔の旅行を振り返るのもよいかもしれない。
そういえば、東京ミッドタウン日比谷の地下ショッピングモールはグランドセントラルを模してるのかも。